コーティング
BODY COATING
BODY COATING
カーコーティングは、①洗車 ②研磨 ③コーティングの3工程から成り立っており、どの工程をおろそかにしても完成には至りません。
良いコーティングを行うには、下地処理として、より良い研磨が必要となります。そして、良い研磨をする前には、最適かつ効果的な洗車が必要となります。コーティングは非常にデリケートです。当社ではお客様のご要望、車種、メニューに応じて、工程に拘ります。例えば、ボディ研磨も、バフを変えて2 回、3 回と最高の仕上がりになるまで研磨を行います。バフは、ウール、ウレタン、など、材質によって研磨力が変わります。また、脱脂作業、鉄粉除去など、最高のコーティングを実現するために多くの工程をすべて手作業で行います。
コーティングはきれいなボディを守るためのものです。よって、車の輝きは、この下地処理が命です。
コアーズでは、この下地処理を状態に合わせて行い、ボディの塗装本来の輝きを引き出すのです。
コーティングの本当の目的は、磨き上げたボディを保護することです。コーティング剤がいくら高性能でも、施工技術が不足していると、性能は十分に発揮できません。
また、施工後のメンテナンスは必須となります。当社では、コーティング剤をボディに強固に結着させ、硬化後にお引き渡しすることで、コーティング剤の性能を最大限発揮させています。
また、メンテナンスも定期的に行うことで、ボディを最高の状態に保っています。
コーティング剤の役割は、スマホのフィルムと同じものだと思っていただければわかりやすいです。
白やシルバー系の淡色車なら、どのようなコーティング剤でもOK です。選び方としては、耐スクラッチ性に優れており、塗装色そのままの透明感を出してくれるものを選ぶとよいでしょう。黒や濃紺系ウォーターデポジット(水ジミ)ができやすいという特徴があります。ですので、選ぶ基準は、水滴が残りにくいコーティング剤を選ぶことをおすすめします。親水、疎水、滑水系は、水滴を作りにくいため、濃色車に向いています。当店取り扱い商品としては、ナノフィルがそれに該当します。ただ、PCX-S8、GF グラスコート、PC-52A などの超撥水であれば、水滴がほとんど残らず転がり落ちるため、濃色車にも向いています。
実際にご来店された際に詳しくご説明いたしますので、まずは、ご相談がてら、お気軽にご来店、もしくはお電話いただければと存じます。
お客様のご要望、ご予算に合わせたご提案を致します。
コーティングに一番最適なのは、新車の時です。
時間がたつと、ボディに傷はつきますし、それを磨くと、塗装は減っていきます。
新車の時に、高耐久なガラスコーティングを施工することで、新車の状態が維持できるのです。
まずは、ホイール、タイヤ、タイヤハウス、マフラーエンドや、バンパーの裏側をボディ用とは別の専用スポンジや専用ブラシを使い洗浄します。ホイールはナットホールは勿論、普段は洗う事の難しい裏側までキッチリ洗います。ドアを開けてヒンジ等があるドアの内側の洗浄を行います。窓ガラスのゴムモールやバンパーや各部品の継ぎ目、エンブレム等、各部位に合わせてスチームや筆など、それぞれに適した道具、液剤を使い分け洗浄します。( 必要に応じて部品を外す事もございます。)
良く濯いだ後はボディ表面の水分はもちろんのこと、ボンネット・ドア・トランクなどの内側も拭き取りを行います。
照明の下でボディーのコンディションチェックを行います。
ここで、何万通りも考えられる施工方法の方向性を決定します。この時の見極めによって、どのような仕上がりになるのかがほぼ決定するため、念入りにチェックします。
磨く際にバフが当たると素材を傷めてしまうのでプラスティックパーツ、モール、ゴム類などをしっかりとマスキングします。工程を重ねて磨いていくので、コンパウンドの研磨粉がガラスや細部に入り込んだり付着しないようにマスキングシートで養生します。
ボディコーティングの施工にはこの研磨作業が要で、施工者の経験と技術が問われる工程でもあります。
様々なライティングの種類の組み合わせで細かいキズを発見し、何万通りも考えられるコンパウンド、ポリッシャー、バフなどの道具の組み合わせによってキズを消し、美しい下地を作ります。
この行程は特に丁寧に行うため、相当の時間を費やします。ボディ表面を研磨する際、主にコンパウンド( 研磨剤)、ポリッシャー( 研磨用機械)、バフ( ポリッシャーに装着して使用する道具)、ライティング( 照明) の4 つの道具が必要となります。これらの道具には、それぞれに種類があります。コンパウンドは種類によって研磨力の強弱が異なります。
また、ポリッシャーは大きく分けて3種類( シングル回転、ギアアクション回転、ダブルアクション回転) に分類され、いずれも目的に合わせて使い分けます。バフは素材の違い( ペーパー、ウール、ウレタン、など)によって特に研磨力が変わります。ライティングにも蛍光灯、LED、ハロゲン、水銀灯、メタルハライドなどの種類があり、それぞれに見える傷、見えない傷があります。状態に合わせ様々な組合せで使用する事でボディについた細かな傷まで徹底的に見つけ出します。
各道具の種類が異なるだけでも研磨力は変わりますが、それぞれの組合せを変える事で緻密な差異を出すことができます。何通りもの組み合わせが考えられる道具を自在に操り、施工車のボディコンディションとボディコーティング剤に合うような下地処理ができるのは、プロフェッショナルだからこそ成せる技です。
ここまでの工程を経てようやくコーティングの塗布です。コーティング剤やボディーコンディションに合った方法で、前から順に施工していきます。ある程度の範囲にコーティング剤を塗布したら、コーティング剤に含まれる硬化剤が反応するまで少し待ちます。硬化剤が反応しないうちに拭き上げると、定着が弱まってしまいます。かと言って硬化が進み過ぎると今度は拭き取れなくなったしまいます。「どれくらいの時間を待つのか」は、 気温、湿度、季節、コーティング剤によって違ってくるので、経験と感覚だけで判断します。クロスには裏表があり、それを使い分けながら傷が入らない様に細心の注意をはらい拭き上げます。拭き上げの加減も、経験とプロの眼が必要不可欠です。
窓ガラスを綺麗に拭き、足回りは、タイヤにはワックスがけ、ホイールやマフラー等も綺麗に仕上ます。お車の全体の施工が終了したら、もう一度ボディ全体を確認しながら仕上げ、やり残しがないかどうか最終確認をして施工完了です。
見ているとボディに吸い込まれそうになってしまいそうな深く透き通った艶、塗装面に映り込む照明や周りの風景の鮮明さ、お客様がお喜び頂く顔が目に浮かびます。 ご覧頂いた作業手順を追っていくことで、コーティングを施工するうえでもっとも重要な下地処理やコーティングまでの1 連の流れをご紹介させていただきました。
コーティングにつきましてご不明な点やこちらの画像をご覧頂いてのご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。最後までご覧頂いてありがとうございました。